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2012/12/07

鮭の遡上【奥入瀬川】

そういえば名川、奥入瀬川では7年ほど前から調査の名目で鮭の釣りが出来るんでしたね。
青森はそうそう行く機会がないだろうと、すっかり忘れていました。
仕事の合間に立ち寄ったおいらせ町の奥入瀬川は、とんでもない数の鮭の遡上で賑わってました。

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そろそろ冬景色の青森。川面も静かだろうと橋の上から覗き込むと、予想外に生命感に溢れています。渡り鳥やら魚のライズ、そして目が慣れてくると、いるわいるわ、多くの白鮭が群れを成して上流目指してます。
これだけの数の遡上を目の当たりにしたのは私自身初めてです。

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幾多の困難を乗り越えてここまで来たのでしょうね。
一生懸命上流を目指す姿はとても感動します。

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そしてその先に待ち受けているのは超難関、漁協の仕掛けたヤナです。

殆ど一網打尽で、残酷なような気もしますが、ヒトの手で増やしていくための、大事な施設でもありますので、一概にそうとは言い切れません。現在ではどの川もヒトの手があったからこ多くの鮭が存在するといってもよいでしょうね。

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おさらいですが、白鮭の多くはヒトの手で受精~孵化させ、稚魚になった後、川に放流します。その後、海へと生活の場を変え、3~6年程過ごします。
その間、ベーリング海や遠くはアラスカ湾の方まで移動するということです。
そして十分に成長したのち、母なる川へと産卵の為戻ってきます。
個体によって回帰の時期にバラつきがあるのは近親相姦や遺伝子損傷や、天変地異などから絶滅の危機から逃れる為だと言われています。
母川回帰率はほぼ100%だそうですよ。

そして最期の難関が、この上流にあるサーモンフィッシング会場という訳です。
大きな魚を釣ることはとても楽しい事ですが、遊ばせてもらうにも、少しはこういった背景を頭に入れておくことで、魚に対する扱いが違ってくるのではないでしょうかね。

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コメント

小次郎さん
コメントありがとうございます。

自身若いころは雑な釣りをしてましたが、様々な生き物のこのような背景を知っていく度に、生き物たち、また自然への愛着が増してきたような気がします。
釣った魚や風景に至るまで、皆さんにご紹介する写真を撮るうえでも、未熟なりになるべく丁寧に撮るようになってきました。

投稿: papa923 | 2012/12/08 13:53

こんにちわ  なんとも感動的な内容です  心打たれました。。。こんな事で心を打たれてしまいますがこんなことではありませんよね? とても大切で大事なことですよね!  遊びの釣りと命がけの魚たち、この関係をもっと考えて釣りに励みたいと思います

投稿: 小次郎 | 2012/12/07 13:04

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